最近はコーヒーを飲む人が増えているようです。インスタントや缶コーヒーだった人がペーパードリップに挑戦してみたりと飲み方も広がっているようです。コーヒーは粉にしないと抽出出来ません。が、粉にするミルを持っていない人も多く見受けます。そこで、粉にしないでコーヒーを飲むには、とトライしてみました。
もっとも私自身が、コーヒーを飲まない人間からのスタートでした。粉のコーヒーをいくらかき混ぜてもコーヒーになりませんでした。不思議でした。今思えばそれはインスタントだったんですね。そして、さてコーヒーとは、と思ったときに、その頃は人工甘味料といった感じでした。コーヒー牛乳は飲みました。
コーヒーは、さくらんぼのような赤い実です。コーヒーチェリーと呼ばれる所以です。サクランボの種がコーヒーの生豆に当たります。ですからコーヒーは果実なのですね。発見でした。
さて、生豆はどのようにしたら、コーヒーになるのでしょうか。まずは茹でてみました。次に圧力鍋でも茹でてみました。だめです。硬いです。ほとんど生豆と変わりません。ハムスターは喜んで生豆でも食べました。
網焙煎しました。すると、カリッと食べることが出来ました。コーヒーにするには焙煎しないといけないことが分かりました。
焙煎豆を茹ででみました。結構薄いです。一晩置きました。麦茶レベルになりました。次にすり鉢で軽く潰してみました。それを沸騰させました。コーヒーです。コーヒーになりました。
コーヒーは生豆を焙煎して、砕かないとコーヒーにならないことが分かりました。生豆から一杯のコーヒーになるまで、この工程を経ないとコーヒーになりません。さくらんぼの状態からでは更に多くの工程が必要となります。初めてコーヒーを飲んだ人は、どのようにして、たどり着いたのでしょうか。実に不思議です。